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エリザベス女王 Queen Elizabeth II

ロイヤルファミリー「エリザベス女王」

By Unknown / Library and Archives Canada [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons

エリザベス女王1959年の時

現在、イギリスの女王はエリザベス2世(400年前はエリザベス1世)です。彼女は1926年にジョージ6世の長女として生まれ、1947年の21歳の時にフィリップ王子と結婚しました。

エリザベス2世は1952年以降イギリスの女王であり、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの女王でもあります。そして、その他12ヶ国のイギリスから独立した国々の女王でもありますが、その国は依然としてイギリス連邦(昔のイギリス帝国の国)の一部です。

女王はどのような権威を持っているのか?

女王は日本で言う天皇のような存在であり、イギリスの象徴なのです。

彼女はバッキンガム宮殿で毎週イギリスの首相を招き、最近起こった重要な出来事について会議をします。その時、女王はその議題についてアドバイスはできますが指示することができないため相談役としての役割を果たします。そして、政党が選挙で勝利した際に党首は女王に直接、組閣の許可をとらなければなりません。

第二次世界大戦時のエリザベス女王

ですが、女王は様々な権力を持っています。イギリスの領土内のすべての白鳥とイルカを所有しており(この法律は1324年にエドワード2世から続いています)、女王にとって運転免許証やパスポートは必要ありません。また、税金を支払う義務もありませんが、彼女の要望で実際には支払っているそうです。

女王には大きな権力があり多くのことを動かすための能力も兼ね備えていますが、エリザベス女王は決してその権力を独断で使用し、実行することはありません。

エリザベス女王はイギリス議会の許可なしで、戦争の宣言をすることができます。また、すべてのイギリス軍(陸軍、海軍、空軍)は政府ではなく女王に忠誠を誓い、これが英語でイギリス軍隊のことを”Her Majesty’s Armed Forces”と呼んでいる理由でもあります。また必要であれば、女王が軍に対して政府に背くよう命令することができることも意味しています。イギリス軍の多くの兵士は、女王と政府が対立した場合には迷うことなく女王に従うと述べています。

たとえ法律に逆らっていても女王の命令には誰もが背くことはできず、女王には誰に対しても処罰、逮捕を命ずる権利があります。しかし実際にそのような命令をしたことは未だかつてありません。

また女王にはいつでもイギリス政府を解散させる権力があり、英連邦王国でもその権利はあります。女王が最後に解散させたのは1975年のオーストラリアでのことでした。女王はオーストラリア首相と政府を解散させ、次の新しい選挙を要求しました。そして女王に代わり、オーストラリア総督によって選挙は実施されました。当時のオーストラリア政府が政治的危機に陥っていたことにより、女王が解散命令をせざるを得なかったのです。この時多くのオーストラリア国民は、女王がここまで偉大な権力を握っていることに衝撃を受け、彼らは女王が自国の政府に対してこのような権力を持つべきではないと主張しました。しかしこの制度はそれ以降変更されることはなく、理論上エリザベス女王が望む場合には再び行うことができるのです。

上記のような状況において女王が何かをする場合、誰かの許可は必要ではありません。例えばアメリカの大統領でさえ、何時でも権力があるというわけではなく、時々アメリカ上院と議会の承認を得る必要があります。

ある意味、女王は世界で最も強力な人物だと言っても過言ではないでしょう。

イギリス人にとって女王様とは?

現在、女王は国民から大きな支持を得ており、他の政治家よりも遥かに高い支持率を誇っています。君主制の支持率は1990年代にやや低下しましたが、ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングにより、再び支持率は上昇したことが分かっています。

ほとんどのイギリス人が女王を安定性と一貫性の象徴であると見なしています。そして多くの人が女王を敬い、尊敬しているのです。

国民はエリザベス2世がイギリスの歴史上で最も素晴らしい女王であると感じているようです。

By NASA/Bill Ingalls [Public domain], via Wikimedia Commons

エリザベス女王2007年の時

 

 

Image Credits:

By Unknown / Library and Archives Canada [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons                                                     

By Ministry of Information official photographer [Public domain], via Wikimedia Commons                                                                                                              

By NASA/Bill Ingalls [Public domain], via Wikimedia Commons

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