この記事では、イギリスの人口とその他の興味深い統計を見ていきましょう。
この記事に用いたデータは2016年の国家統計局(Office of National Statistics/”ONS”)と2011年の国勢調査で集まった情報に基づいています。
歴史
1900年には、ロンドンは世界で最も人口の多い都市でした。当時のロンドンの人口は650万人、イギリス全体の人口は3,800万人でした。面白いことに、1900年の日本の人口は4200万人、当時のイギリス人口と同じくらいだったのです。
最新の人口データ
2016年の国家統計局によって集まった最新情報によると、現在のイギリス人口は以下の通りとなっています。
国 |
人口(2016) |
イギリス人口の割合
|
イングランド |
55,268,100 |
84.2% |
スコットランド
|
5,404,700 |
8.2% |
ウェールズ
|
3,113,200 |
4.7% |
北アイルランド |
1,862,100 |
2.8% |
2016年でイギリス全体の人口は65,648,100人でした。
多くの人々を驚かせるのは、イングランドはイギリス人口の中で最も多く、その人口はスコットランドの人口より遥かに多いということです。
人口密度は?
日本と比較して、イギリスは遥かに人口密度が低いです。しかし、他の国と比べるとどうでしょうか。人口密度を示す別の表は以下のとおりです。
国 |
エリア(Km²/単位) |
人口密度
|
イングランド |
132,938 |
415/km² |
スコットランド
|
80,239 |
67/km² |
ウェールズ
|
21,225 |
147/km² |
北アイルランド |
14,130 |
132/km² |
イギリスの総面積は248,532km2、平均人口密度は259 /km2です。日本の面積は377,972km2、人口密度は340人/ km2です。
しかし、イングランドだけで見ると人口密度は日本より高く、おそらくヨーロッパの中ではオランダに次いで最も人口密度が高いと言われています。
下の地図は、2011年の国勢調査に基づいたイギリス人口の分布を示しています。
2011年のONS調査によると、イギリスの5大都市は次のような結果が出ています。
1. ロンドン都市圏(9,787,427人)
2. マンチェスター都市圏(2,553,379人)
3. バーミンガム都市圏(2,440,986人)
4. リーズ、ブラッドフォード都市圏(1,777,934人)
5. グラスゴー 都市圏(1,209,143人)
未来の人口
現在の推定では、イギリスの人口は約6600〜6800万人に達しています。多くのイギリス人は、ネット移行が過去3年間に約27万~30万件を超えて稼動しているため、実際にはこの数字がはるかに高いと考えられています。現在の人口は約7000万人だという人もいますが、まだこれを証明する根拠がありません。
イギリスの人口は増加を続け、2040年までにドイツを追い越し、ヨーロッパで最も人口の多い国になると予測されています。
この増加はとても急速であり、イギリスに移住する人々は増加の大部分を占めていると言われています。
イギリスがEUを離脱すると、より厳しい移民規制が導入されることを望んでいる人々もいます。これは移民が支配されるということを意味しているかもしれません。
次の国勢調査は2021年に行われる予定です。
Image Credit: Population density UK 2011 census by SkateTier [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html) or CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons