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間違えやすい英語 Part 4 “People vs Persons”

People vs Persons

間違えやすい英語④

私は数年間、日本人に英語を教えています。これまでの授業の中で、たくさんの生徒が間違えた英語を使っていることに気づきました。このシリーズでは、いくつかの間違えやすい英語を紹介し、正しい使い方の英語を皆さんと学んでいきたい思っています。私はイギリス出身なので普段はイギリス英語を使用していますが、ここでの英語はアメリカやオーストラリアなどのすべての英語に該当します。

People vs Persons

今日の“間違い”は実際には間違いではなく、ネイティブと日本人の英語の表現が違うというだけのことです。
日本で“複数の人”について話す場合、時々人は“persons”という言葉を使っていることに気づきました。一方でネイティブは“people”という言葉を使っています。

例:
There were 10 persons.
There were 10 people.

では “Persons”という言葉を使うのは間違いでしょうか?

いいえ、間違いではありません。“Persons”は文法上正しい言い方です。多くのネイティブは“people”と“person”という言葉がラテン語からきており、それぞれの語源が違うことをあまり知りません。“Person”はpersona(ラテン語)から、“people”はpopulum(ラテン語)から来ています。本来の“person”の複数形は“persons”です。そして“person”の複数形は“people”ではありませんが、現代ではこの言い方が定着しています。ネイティブが何百年も前に“people”という言葉を「person」の複数形として使い始めたのが始まりです。

昔、文法学者はこれらの2つの単語の決まりを作ろうとしました。数えられる人数の場合には“persons”を使用し、数えられない場合は“people”を使用するということです。しかしこの規則はいつしか忘れられてしまい、今ではネイティブは当たり前のように“people”と使っています。
最近では“persons”は、法的文書などの正式な書面で全般的に使われています。皆さんは日本のエレベーターに“No more than 10 persons”と書かれているのを見たことがありますか? このように“persons”という言葉を使うのは間違いではありませんが、ネイティブの中では使われていません。イギリスでは高等教育を受けた人々のみがこの言葉を使用するため、珍しい言い方なのです。もし英語を流暢に話せる人がこの言葉を使ったら、イギリスではとても知的な人であると思われます。日本で人々は何気なく“persons”と使っていると思いますが、私はこの表現を聞く時とても興味深く感じます。

もしネイティブのように話したければ、おそらく“people”と言うのが適しています。またネイティブの中には“persons”は文法的に間違いであり、なぜ使ってはいけないのかを教えてくる人がいます。なのでなるべく“people”という言葉を使うことをお勧めします。

例文

以下の例文は、全て文法上正しい表現です。

 There were five people.
 There were five persons.

 This hotel room is suitable for three people.
 This hotel room is suitable for three persons.

 I met a group of people who were unknown to me.
 I met a group of persons who were unknown to me.

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