間違えやすい英語㊱
私は数年間、日本人に英語を教えています。これまでの授業の中で、たくさんの生徒が間違えた英語を使っていることに気づきました。このシリーズではいくつかの間違えやすい英語を紹介し、正しい使い方の英語を皆さんと学んでいきたいと思っています。私はイギリス出身なので普段はイギリス英語を使用していますが、ここでの英語はアメリカやオーストラリアなどのすべての英語に該当します。
Bread For Breakfast
例えば朝食のことを話す時、多くの日本人が次のように言います。
“I ate bread for breakfast.”
これが間違っているわけではありませんが、意味は言いたいこととは異なってしまいます。もし‟焼いたパン”を食べたなら「Toast」という必要があります。
“I ate toast for breakfast.”
英語でトーストのことを”Bread”と言うことはできません。もし‟Bread”と言ったらネイティブは、焼いていない‟生のパン”思い浮かべるでしょう。
また、特にイギリス人には生のパンを食べる習慣がないため、とても奇妙に聞こえてしまいます。
そして‟ロールパン”と言いたい場合は、英語では”Bread roll”と言います。
例文
I ate bread for breakfast.
朝食に生のパンを食べました。
I ate toast for breakfast.
朝食にトーストを食べました。
I ate a bread roll for breakfast.
朝食にロールパンを食べました。