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英語の歴史 2「英語の始まり」

時代と共に英語はどのように変わっていったのでしょう?

西暦410年頃、ローマ人がイギリスを去った後にアングロサクソン人が到来しました。また、アングロ人は現代のデンマークとドイツの領域から、サクソン人は現代のドイツ北部から来ました。そしてアングロサクソン人はイギリス南部と東部に定住しました。多くのケルト族は、国の遠隔地(スコットランド、ウェールズ、アイルランド)に移動することを余儀なくされたのです。ケルト語はこの頃から今日まで、これらの地域で引き続き使用されていました。 (Anglo-Saxonsの詳細はこちらをクリックしてください)

英語の始まり

この頃までにローマのラテン語のほとんどがなくなっており、イングランドでケルト語は、アングロ人とサクソン人の様々なゲルマン語に置き換えられました。ゲルマン族(アングロ人とサクソン人含む)の中では異なる族同士がそれぞれ異なる言語を話していましたが、彼らは互いを理解してコミュニケーションを取り合うことができていました。時間と共に、アングロサクソン人の言語が一つになっていきます。西暦600年頃にアングロサクソン人が話していた言語は元の言語からかなり変化しており、もはや方言と言える程度ではありませんでした。それは1つの言語として確立していたのです。この言語は現在、‟古英語”(英語:Old English)として知られています。

最初の文字

‟古英語”は私達が知っている英語の文字を使用していませんでした。こちらが元の文字です。

これらの文字は‟Runes(ルーン)”と呼ばれ、合計約26文字が存在していましたが、後に28、33文字に増えていきました。アングロサクソン人が使用していた‟Runes”の由来はドイツから来ていますが、それ以前の由来については未だ解明されていないと言われています。

歴史家によると、これらの文字はアングロサクソン人とケルト人の両方によって使用されていたということが分かっています。現在、この文字の多くが色々な国のどこかで、石や木材に刻まれているのを見ることができます。最も古い古英語の文書が記録されたものは、5世紀頃までさかのぼります。言語学者はこれを、‟This She-wolf is a gift to my kinsman(この雌狼は私の血縁者の贈り物)”という意味があるとしており、今だ存在している最も有名な文書の1つが‟Beowulf”と言われるものです。

古英語の遺産

‟古英語”は、今日使用している英語の基盤となっていました。現代英語の単語の約20%だけは古英語から来ており、最も基本的な単語や一般的に使用されている単語のいくつかも古英語から来ています。

例:Anglo-Saxon, axe, bed, door, food, go, town, when, where, you など

次回はラテン語の帰還と古英語へどのような影響を与えたのか、見ていきます。

 

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