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良い英語 5 Hedging「ぼかし言葉」

今日は「Hedging(ぼかし言葉)」と呼ばれる英語の使い方を紹介したいと思います。今の英語をより丁寧にしたい人にはこの方法をお勧めします。

では「Hedging」とは何でしょうか?

「Hedging」は日本語では‟ぼかし言葉”として知られています。ぼかし言葉を使う時には、言葉を付け足して言い方をやわらかくするか、直接的に言わないようにします。この方法を使うことで、英語がとても礼儀正しく聞こえます。ぼかし言葉はアメリカ英語でも使われることがありますが、イギリス英語での方が頻繁に使用されています。アメリカ英語を話す人は通常、直接的に話す人が多いです。

そのため、イギリス人がぼかし言葉を使って話しているのをアメリカ人が聞いた時に、その言い方は不確実ではないかとよく勘違いしています。実際にイギリス人は、丁寧な言い方にしようとしているだけなのです。

日本人も直接的に言うことをあまり好まないので、‟ぼかし言葉”は日本人には馴染み深いのではないでしょうか。

人の意見に対して反対する場合など、英語の‟ぼかし言葉”の使い方はたくさんあります。

下の例文を見てみましょう。

A: The capital of Italy is Venice.
イタリアの首都はベネチアです。
B: No it isn’t. It’s Rome.
違いますよ。ローマです。

これはカジュアルで直接的な会話の例です。もし友人や家族と話す場合にはこのような言い方で問題ないと思いますが、職場の上司やお客様と話す場合このような話し方は適切ではないかもしれません。

言い方を柔らかくするために「I’m not so sure about that」または「I actually think…」という表現を使うことができます。

<例>

A: The capital of Italy is Venice.
イタリアの首都はベネチアです。
B: I’m not so sure about that. I think it’s Rome.
たぶんローマだと思いますよ。

A: The capital of Italy is Venice.
イタリアの首都はベネチアです。
B: I actually think it’s Rome.
うーん、ローマじゃないかな?

このようにやわらかく間違いを指摘すれば、相手の気持ちを不快にすることは少なくなるでしょう。

また、何かを要求する時に”just”という言葉を使えば、これもぼかし言葉として表現できます。

A: Can I borrow your phone?
あなたの携帯借りてもいいですか?
B: Sure.
いいよ。

A: Can I just borrow your phone?
ちょっとあなたの携帯借りてもいいですか?
B: Sure.
いいよ。

A: Could I come past?
(道路で)通してもらえますか?
B: Sorry!
すみません!

A: Could I just come past?
(道路で)ちょっと通してもらえますか?
B: Sorry!
すみません!

最後に、「I don’t suppose you could….?」という表現も紹介したいと思います。これは先程の‟Just”のように何かを要求する時に使える、とても便利なフレーズです。

A: Could you call me back?
私まで電話してもらえますか?
B: Yes, that’s ok!
はい、わかりました!

この言い方は十分丁寧ですが、もっと丁寧に言うこともできます。

A: I don’t suppose you could call me back, could you?
私まで電話していただけませんか?
B: Yes, that’s ok!
はい、わかりました!

また、「by any chance」という言葉を加えることで、さらに丁寧に言うことができます。

A: I don’t suppose you could call me back by any chance, could you?
もし可能であれば、私まで電話を頂けますでしょうか?
B: Yes, that’s ok!
はい、わかりました!

ご覧のように、ぼかし言葉を使うと単純な要求でさえも非常に長い文章になります。

このような丁寧な表現を使うことによって、相手は快くあなたの要求を受け入れてくれるでしょう。是非試してみてください。

 

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