すべての言語には「つなぎ言葉」があります。日本語でも「えーっと、あの、まぁ、そう」など、たくさん存在しています。
良い英語を話すためには英語の「つなぎ言葉」を学ぶことも1つの重要ポイントです。全て一覧にするには数が多すぎるので、イギリス英語でよく耳にする最も一般的なものをご紹介します。
Erm…
Err…
Um…
Hmm…
Y’know (You know)
Well…
So…
言語音をより自然にしたり、会話中に考える時間が必要な場合にはつなぎ言葉は必須です。
例:
A: What time shall we meet?
B: Hmmmm. How about, err, 7 pm?
A: Perfect! I’ll see you then.
英語を話す時、母国語のつなぎ言葉を使わないようにするのは非常に難しいです。もし英語のつなぎ言葉をマスターできれば、よりネイティブに近づけます。
ですがここで1つ注意してもらいたいことがあります。あまりにたくさんのつなぎ言葉を使うのはよくありません。必要以上に使うと会話の質が悪くなってしまいます。では次の例文を見てみましょう。
A: What did you think of this book?
B: Well, y’know the plot was err, interesting and umm, surprising, so I enjoyed it.
A: That’s good.
聞き手は相手が言いたいことを理解できますが、これを習慣づけてしまうと話し方に悪影響を与えてしまいます。つなぎ言葉を過度に使ってしまうことをネイティブから学んでいる人もいますが、メディアでも当たり前に使われるようになってきています。
以前、カリフォルニアの”バレーアクセント”がつなぎ言葉(“like”など)を過剰に使用するということについて「Queen’s English」の記事で取り上げています。
例:
A: Did you enjoy your vacation?
B: It was, like, super amazing. The weather was, like, beautiful, like, everyday.
A: Nice!
これが現在若い世代の人々の中では流行りのアクセントであり、真似ようとする人がいますが、実際には品のない表現に聞こえてしまいます。
要するに、会話の中で自然とつなぎ言葉を使用するのはいいですが、過剰に使用するのはやめた方がいいということです。