EIKOKU GO

Everything British

EIKOKU GO

Everything British

良い英語 20 「Season’s Greetings」


12月になると、特にクリスマスの2週間前からネイティブは、別れ際の挨拶をする際に多くの特別な表現を使います。この記事ではそのいくつかの表現の意味と使い方について説明したいと思います。

まず、最も一般的な表現から見ていきましょう。

ネイティブのほとんどは別れ際に「Merry Christmas」という表現を使いますが、イギリスでは「Happy Christmas」と言う人もいます。買い物をした際に店員がお客さんに言うなど、あまり認識のない人に対して使う簡単な挨拶です。

ネイティブが顔見知りの人と話していて、その人と来年まで会わない場合には以下のような伝統的な表現を使って別れ際に挨拶をします。

“Have a Merry Christmas and a Happy New Year”
“Have a Happy Christmas and a Happy New Year” (イギリスで時々使われています)

Happy Holidays

近年では「Happy Holidays」という表現をアメリカでよく耳にしますが、イギリスでは使われていません。これはアメリカ(カナダ人も)の人々が、クリスマスと新年までの間を「The Holiday Season / The Holidays」と呼ぶことが多いからです。イギリス人がクリスマスと新年のことを話す時は「Christmas & New Year’s」と言うのが一般的なので、「Happy Holidays」とは表現しないのです。

“We’re going to my parent’s for the holidays.” (アメリカ英語)
“We’re going to my parent’s for Christmas and New Year’s.”
(イギリス英語)
私達はクリスマスからお正月の間、(自分の)両親の家に行く予定です。

しかし近頃では「Happy Holidays」というフレーズを使うことに反対するアメリカ人もいますが、それはなぜでしょう?

アメリカ人の中には「Merry Christmas」と言うと、キリスト教ではない人々にとっては、ぎこちなく不快ではないかと感じている人がいるからです。一方で「Happy Holidays」という表現の方が宗教には無関係であるため、キリスト教ではない人々にとって包括的だと考えられているのです。実際にこのような理由によって「Merry Christmas」というフレーズを使わない方針を示しているアメリカの企業もあるようですが、他のアメリカ人(特にキリスト教徒の人達)の中には、これは理屈に合わないと言う人もいます。クリスマスはキリスト教の祭であり、アメリカはキリスト教徒の国です。そのため反対する人をなだめるために「Merry Christmas」という表現を変える必要はないと彼らは言っているようです。

この問題はアメリカにいる他国の人にとっては少々難しいかと思います。一部のアメリカ人は、「Happy Holidays」と言われるといい気がしなようで、「Merry Christmas」の方を強く主張します。幸いにもイギリスにはこのような問題はなく、ほとんどの人が「Merry/Happy Christmas」のどちらを使っても嬉しい気持ちになります。

そして、時々見かける表現に「Season’s Greetings」というフレーズがあります。これは人に会う時に口頭でも言うことができますが、最近ではほとんどの人が使っていません。しかしクリスマスカードではよく使われることがあります。

以上、イギリスでは「Merry/Happy Christmas」のどちらでも言うことが可能ですが、もしアメリカ人とクリスマスの時期に話す機会があったら「Merry Christmas」と言った方がいいのかもしれません。

Have a Happy Christmas!

 

関連記事

【最新】人気記事TOP5

イギリス英語TOP5

人気記事TOP5