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ウェールズの紹介「Wales」

ウェールズはどんな国?

ウェールズはおそらくイギリスの中でもあまりよく知られていない国です。イングランドとスコットランドは国際的に認知されていることが多く、北アイルランドはアイルランドの一部です。では、ウェールズはどうでしょう?

国について

ウェールズはブリテン島の中で最も小さく、人口が少ない国です。しかし景色が素晴らしく、観光にはとてもお勧めの場所です。絵に描いたような素晴らしい景色、城や村(町)などがたくさんあります。

赤色の部分がウェールズ

首都はカーディフと呼ばれており、ウェールズ南部に位置しています。ほとんどの大規模な工業と、都市化された地域は南部に位置しています。

ウェールズの国旗

ウェールズは主に田舎であり、いくつかの山岳地帯があります。しかし実際のところ、標高1000mを超える山は1つしかありません。その山は「スノードン」と呼ばれ、標高1039mです。ウェールズの風景、特に北部ではいくつかの丘(山頂)があり、なだらかです。ウェールズにはたくさんの羊おり、実際は人の人口よりも羊の方が多いのです。

スノードン山の頂上からの景色

ウェールズは英語で「Wales」、ウェールズ人のことを「Welsh」と言います。この単語 “Wales”は、アングロサクソンの言葉で”外国人の国”を意味する”Wēalas”が由来となっています。また”Welsh”も、 “外国人”を意味するアングロサクソンの言葉である”Wælisc”から来ています。アングロサクソン人は他の部族に対してこの言葉を使用し、特にウェールズ人に対して使っていました。

ここで重要なのは、ウェールズ人の先祖はグレートブリテン島(イギリス)の先住民であったということです。アングロサクソン人は5世紀にブリテン島を侵略し、先住民の土地を奪い彼らを西へ追いやりました。このアングロサクソン人が奪った土地は最終的にイングランドとなり、ウェールズ人が追いやられた西部地域は後にウェールズとなりました。アングロサクソンの侵略の詳細はこちらからご覧いただけます。

前述したように、「Wales」と「Welsh」が‟外国、外国人”を意味するということは、先住民であるウェールズ人を侮辱していることになります。

しかし最近では、ウェールズ人の多くがこのような言葉の由来や本来の意味を認識していないため、使うことに問題はありません。

言語

ウェールズ語で‟ウェールズ”は「Cymru(カムリ)」と言い、「自国の国の人」を意味します。それはケルト人からの由来であり、多くのウェールズ人が主な言語として使用しています。また‟ウェールズ語”のことを「Cymraeg(カムライグ)」、‟ウェールズ人”を「Cymro(カムロ)」と言います。

2011年の調査によると、ウェールズでは現在562,000人がウェールズ語を話すことができるという結果が出ています。最も流暢なウェールズ語を話す人々は、国の北部に住んでいます。すべての公式文書、道路標識、駅の名前は英語とウェールズ語で書かれており、ウェールズには世界で最も長い駅の名前があることで知られています。その駅の名前がこちらです。

Llanfairpwllgwyngyllgogerechwyrndrobwllllantysiliogogogoch
スランヴァイルプールグウインゲルゴウゲールウクウィールンドロブウリスランダスイハオゴゴゴッ

世界で一番長い名前の駅

ウェールズ人

ウェールズ人はとてもフレンドリーです。彼らはウェールズ文化を共有し、暖かく観光客を歓迎します。多くのイングランド人がウェールズに住むためにイングランドから移り住んでいます。つまり、‟本当の”ウェールズ人に会うためには田舎の方へ行く必要があります。ウェールズとウェールズの文化の由来はケルトから来ているため、ウェールズの人々はスコットランドとアイルランドの他のケルト諸国と、より強い絆を持っているようです。

ウェールズには他の国に比べてたくさんの城があります

ウェールズは何百年も昔、イングランドの王に征服されたことにより、イングランドとの関係は他の国々と少し異なります。ほとんどのウェールズ人はイングランド人を気にすることはありませんが、英語が主な言語になることでウェールズ語や文化が失われてしまうのではないかと心配しています。

ウェールズ地方の田舎の人々は、日本とよく似た‟内と外の文化”を持っています。ウェールズ人は自分自身がイングランド人とは違うと考えているため、ウェールズ人はイングランド人のことを時々”Saesneg”や”Saes”と呼んでいます。これは侮辱する呼び方ではありませんが、決してフレンドリーな表現とは言えません。現在の”Saesneg”はイングランド人を意味しますが、古代ウェールズ語では「Saxon」(アングロサクソン人)の意味がありました。

食事

機会があれば、ウェールズのラム肉(子羊)を食べてみてください。日曜日はパブの料理として、子羊の肉を食べるのが楽しみであると言われています。特にミントソースと一緒に食べるのがお勧めです。他にもウェールズには、Cawl「カウル」(ウェールズの肉じゃが)やWelsh Rarebit「ウェルッシュレアビット」(ビール風味のチーズトースト)などの郷土料理もあります。

パブは郷土料理を試してみるのに最適な場所です。※ウェルッシュレアビットのレシピはこちらで紹介しています。是非お試しください。

 

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