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マン島の紹介「Isle of Man」

イギリスを除く多くの人が「マン島」という島を知らないと思います。今日はこのマン島について探って見ていきましょう。

島について

まずマン島とは一つの島であり、国ではないということを覚えておいてください。ですがイギリスの一部ではありません。マン島には国内問題を管理する独自の政府(自治体)があり、すべての国際問題はイギリス政府によって対処されています。マン島に住む人々はイギリス国民です。彼らのパスポートは通常のイギリスのパスポートとは少し異なります。

マン島にこのような複雑な政治構造があるのは、この島の歴史に理由が隠されています。石器時代以降から島には人が住みついており、バイキング時代の間は侵略されていました。最終的にスコットランドとイングランドの王によって、歴史上の異なる時期にそれぞれ支配されていました。その後マン島はイングランドの支配下に置かれることとなります。そして王は島が自治することを許可し、この制度は今でも続いています。現在マン島はイギリスの王室属領であり、自治権を持っているのです。

マン島の人口は84,497人(2011年時点)、面積は572㎢、首都はダグラスです。マン島には‟マンクス・ポンド”と呼ばれる通貨もあり、イギリスポンドと同じです。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/49/2013_Isle_of_Man_TT_Races_Photo_11_IMG_00305.jpg

マン島TTレース

マン島で最も有名な行事に‟マン島TTレース”というものがあります。‟TT”とは「Tourist Trophy」の略で、これは島で開催されるオートバイ競技のことです。この競技は非常に危険を伴うものであり、歴代の最高速度は332km/hを記録し、新幹線とほぼ同じ速度となります。この競技は1907年から始まり、現在世界で最もよく知られているロードレースイベントの1つとなっています。

人々

島で生まれた人々は “Manx(マンクス)”として知られています。彼らは北欧とイングランドの影響を受けているケルト人です。

前にも言ったように彼らはイギリスの国民でもありますが、イギリス人と同じ権利を持っているわけではありません。例えばマン島の人々は自由にイギリスに移住して働くことができますが、イギリス人との家族関係がなければこのようなことはできません(マン島はEUの加盟国ではない為)。マンクスはとてもフレンドリーで親切な人が多いです。イギリス、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの多くのイギリス人が現在この島に住んでいます。

マン島の景色

言語

マン島には独自の言語もあり、‟Manx(マンクス語)”と呼ばれています。スコットランドやアイルランドのゲール語にとてもよく似たケルト語の一種です。この島では、人々がマンクス語で挨拶をするのはとても一般的です。しかしこの言語は絶滅したと言われ、最後のネイティブであった人物は1974年に亡くなっています。現在、約1,689人の人ががマンクス語を第2言語として話すことができます。

食べ物

島の人々が食糧を手に入れるための主な手段は釣りでした。そのため、最も伝統的な料理の1つに “Spuds and Herrin/スパッズ・アンド・ヘリン”(茹でたジャガイモと魚の燻製の料理)というものがあります。最近では別の郷土料理も人気になってきています。それはフライドポテトとチーズにグレイビーソースを添えたもので、カナダの代表的な料理でもある “Poutine/プーティン”と非常によく似ており、多くのファストフード店ではこの料理を注文することができます。また、近年マン島で作られているチーズも人気を集めています。

 

 

Image Credit: 2013 Isle of Man TT Race Photo 11 by Agljones at English Wikipedia [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons

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