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イギリス王室

イギリス人はロイヤルファミリーについてどう考えている?

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8b/The_royal_family.JPG

ロイヤルファミリー(英国王室)は世界で最も有名な王室です。イギリス人は女王と他のロイヤルファミリーについてどう思っているのでしょうか?

そして現在話題となっている、ハリー王子とメーガン・マークルの婚約についてはどう考えているのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。

国民の支持

ロイヤルファミリーの国民の支持は非常に重要です。エリザベス女王は、君主制についてイギリス国民がどう考えているのかを気にかけています。君主制の未来については国民が継続したいか、またはそうでないかによって大きく左右されるのです。

イギリスは共和国になった1649年を除き、ずっと君主制の国です。これはチャールズ1世がイングランド内戦に敗北したのが原因でした。君主制は1660年にチャールズ2世によって修復されて以来、今現在まで続いています。

最近のイギリスの世論調査では、君主制を維持したい国民が76%、イギリスを共和国にしたいと考えている国民が17%、7%が不明と回答しています。ロイヤルファミリーに対する国民の支持率は、過去20年以上に渡り次第に強まってきているようです。

ロイヤルファミリーに対する世論

最近、世論調査団である「YouGov」がロイヤルファミリーについての世論調査を実施しました。

結果は、エリザベス女王が非常に強い支持率を獲得しています。現在80%が支持、13%が反対、8%は未回答です。実際、別の調査でもエリザベス女王がイギリスの歴史上において最も人気の高い英国君主であることが分かっています。

またウィリアム王子の支持率も高く、81%が支持、12%が反対、7%は未回答となっています。

ヘンリー王子に関しては現在、最も強い支持率を誇っています。81%が支持、11%が反対、8%は未回答という結果が出ています。

キャサリン(ケンブリッジ公爵夫人)も非常に人気があり、77%が支持、13%が反対、10%は未回答となっています。

エリザベス女王の夫フィリップ(エディンバラ公)は人気があるとは言えませんが依然として高評価を得ています。65%が支持、23%が反対、11%が未回答です。

しかしチャールズ皇太子はイギリスではあまり人気がありません。結果は47%が支持、43%が反対、10%は未回答です。

カミラ(チャールズ皇太子の妻)は非常に不評です。33%が支持、52%は反対、15%は未回答という結果となっています。

ハリー王子の婚約について

ハリー王子の婚約については、ロイヤルファミリーに関する今最も注目されているニュースです。少し話はそれますが、ここで一つ言っておきたいことがあります。私は、日本でほとんどの人が‟ヘンリー王子”と言っていることに気づきました。彼の名前はヘンリーであり、間違いではありません。ですがイギリスの人々はこのようには呼ばず、‟ハリー王子”として知られています。もしイギリスで‟ヘンリー王子”と言えば、国民は誰のことを話しているのか分からないかもしれません。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/39/Meghan_Markle_3441.jpg

メーガン・マークル

話は戻りますが、ハリー王子は2018年春にアメリカ人女優であるメーガン・マークルと結婚する予定です。彼女はイギリスではそこまで知名度がありません。しかし、「YouGov」による世論調査では、49%のイギリス人が彼女に対して積極的な見解を示しており、14%が反対、37%が未回答という結果が出ています。

いくつかの新聞やメディアは、国民は王室に違う人種の人間が入る(結婚する)ことは認めないと主張していますが、これは間違っています。アンケートによると、69%のイギリス人は王室の一員が別の人種と結婚することは容認されていると主張、16%はどちらでもない、14%は認めないと回答しています。ですので国民の大半が、彼女の人種についてあまり気にしていないのです。

また、一部の人々は彼女が過去に離婚経験があるという事実についても話しています。そこで国民の78%が、王室の一員が離婚履歴のある人物との結婚は認めると回答、13%がどちらでもない、9%は認めないと回答しています。

メーガン・マークルもアメリカ人です。これがイギリス人にとって問題なのかを疑問に思う人もいます。しかし、イギリスの人々はこれに関しては受け入れています。国民の79%がイギリス人以外との結婚を認めると回答、11%はどちらでもない、9%が認めないと回答しています。

なぜ国民の心配の声があるのか?

イギリス人の大半はハリー王子のことを喜んでいますが、少し神経質になっている人もいます。ハリー王子は現在、王族の中では最も人気のある人物であるため、メーガン・マークルに余分な重圧をかけることとなります。一部の人々は彼女がこの結婚を打算的に考えているのではないか、本当に彼のことを愛しているのかと心配する声も上がっています。

バッキンガム宮殿

2人で一緒にTVのインタビューを受けた際、メーガン・マークルは彼に出会う前はロイヤルファミリーやハリー王子のことはよく知らなかったと述べていました。しかしこの数日後、バッキンガム宮殿の前で撮られた1枚の写真が新聞に載りました。そこにはイギリスを観光中だった若い頃の彼女が写っていたのです。またメーガン・マークルの幼年期の友人は、彼女が子供の頃に「次のダイアナ妃になりたい」と、当時からロイヤルファミリーに夢中になっていたと語りました。これが真実であれば、少なくとも彼女は不正直であり、最悪の場合は計算高いと言えるでしょう。しかしイギリスの人々がこのことを信じるかどうかは分かりません。

他の心配されている点については、メーガン・マークルは自身の意見を主張する政治的活動家であるということです。彼女は国連でフェミニズムと平等についての講演をしましたが、ロイヤルファミリーは非政治的であるため一般的に強い意見を表明することはできません。一部の国民は、メーガン・マークルが公共の場で政治的意見を慎むことが難しいのではないかと心配しています。王室の一員であることに責任を負うことができず、彼女にはふさわしくないと考える人もいます。ある人は、彼女が王室であるという立場を利用して秘めた意図を押し出してくるのではないかと言う人もいます。

しかしほとんどのイギリス人がハリー王子にとってとても幸せなことであるためとりあえず彼女を信じてみよう、そして王室の一員としてどう適応していくのか、今後の彼女に期待しています。

次の王は?

イギリス人はエリザベス女王の引退を望んではいません。実際、彼女にはできるだけ長く女王として有り続けることを望んでいます。しかし、王室の中で次の王にふさわしい人物は誰かという調査をしたところ次のような答えとなりました。

国民の13%はチャールズ皇太子、56%がウィリアム王子、10%がハリー王子。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a0/All_smiles_Wedding_of_Prince_William_of_Wales_and_Kate_Middleton.jpg

また、次の女王にふさわしい人物は誰か、という質問もしました。

女性が支配君主であれば英語で‟Queen”と言いますが、王の妻である場合にもQueenという称号が使われます。面白いことに、‟King”と呼ばれるのは男の王(支配君主)のみであり女王の夫を‟King”とは呼びません。良い例で言うと、エリザベス女王は現在支配的君主であり、夫はフィリップ王ではなく‟フィリップ公(エディンバラ公)”と呼ばれています。

この調査では、8%がカミラ、63%がキャサリン(ケンブリッジ公爵夫人)、3%がメーガンに次の女王になってもらいたいという結果が出ています。

イギリスの未来には一体何が起こるのか、注目されるところですね!

Image Credit: The Royal Family.JPG by Carfax2 (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

Meghan Markle 3441 by Genevieve derivative work: Firebrace (DSC_3441) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons

All smiles Wedding of Prince William of Wales and Kate Middleton by Robbie Dale (Flickr: All smiles) [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

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