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イギリス人の習慣

イギリスにはどんな習慣があるのでしょうか?

イギリス人には、他の国の人にとって理解しにくい習慣を持っていることがあります。今日そのいくつかを挙げていきたいと思います。この記事を読んで共感できる部分がいくつかあるかと思いますが、それはイギリス人と日本人がなんとなく同じような習慣や態度があるからではないかと思います。

人前で不平を言わない

イギリス人は公共の場など、人前で文句を言うことを好みません。最も一般的な例を挙げます。例えばレストランで店員が注文とは違う食事を出してきた場合や、食事に何か不満があった場合、多くのイギリス人は店員に対してクレームをしません。なぜかと言うと、これが原因で騒ぎになったり店員や自分自身が恥をかきたくないからです。また、もしその料理を食べずに返したら廃棄されてしまうのではないかと心配します。なのでこのような場合はたとえ間違っていても変えてもらうことはせず、受け入れることが多いです。

‟Sorry”を言いすぎる

イギリスの人々はよく‟Sorry”と言います。特に悪いことをしていなくても癖のようによく発してしまうのが普通です。例えば道路に人がいて、そこを通る際によく‟Sorry”と言います。

間接的に伝えること

イギリスでは、直接的に物事を伝えるのはあまり良いことではありません。ということは、会話の中でよく間接的な発言をしていることを意味します。人が動揺するのを避けるために、イギリス人は丁寧で間接的な方法で伝えます。特にオフィスなどの環境でありがちなことですが、他国の人はイギリス人の伝えたいことを誤解する可能性があるため、時には問題を引き起こしてしまうこともあります。

例えば、イギリス人が‟It’s not a problem. “Please don’t worry, it’s probably my fault”(問題ではないので心配しないでください。おそらく私のせいです。)”と言ったとします。これを聞いた外国人は言葉通り、問題はないと思い安心するでしょう。しかし実際にイギリス人が言いたいことは”I can’t believe you’ve done this, it’s a huge problem!”(なんてことをしてくれたの、大きな問題だわ!)”です(笑)。

傘は必要ない

多くのイギリス人が傘を使いません。それには2つの理由があります。

雨は水なのですぐに乾くという考え、もう一つはそんなに長い距離を歩くわけではないので傘を持つ必要はない、だそうです。

また実際に傘を使わない別の理由として、イギリスの天気が非常に変わりやすいことも挙げられます。雨が降るかどうかを予測するのはとても難しいため、ほとんどの人は雨が降っていなければ一日傘を持って行動するのを嫌がります。

エレベーターでの沈黙

アメリカ英語では‟Elevator(エレベーター)”と言いますが、イギリス英語では‟Lift(リフト)”と言います。
リフトの中にいる時、多くのイギリス人は何も話しません。これはそこにいる人全員が会話を聞くことができるので少し気まずくなります。イギリス人はロンドンの地下鉄の車内では知らない人とは基本的に話しません。これは当たり前ですが暗黙の了解です。昨年の調査では、イギリス人の55%が知らない人に話しかけられるのは不快であると述べています。公共交通機関で知らない人同士で会話をしたいという人は23%にすぎません。

控えめな言動

イギリスの人々は控えめな言動(英語:understatement)をすることが習慣となっています。これは実際よりも深刻さや重大さを控えめに表現する言い方です。例えば悪いニュースがこのように伝えられた場合は、それほど深刻ではないかもしれません。

とても有名な実話の例があります。それはウォータールーの戦いでイギリス軍の司令官に起こった出来事です。戦争中に銃で脚を吹き飛ばされ、隣にいたウェリントン公に向かって彼は静かにこう言いました。‟By God, sir, I’ve lost my leg!”そしてウェリントン公は次のように答えます。‟By God, sir, so you have.”

 

多くのイギリス人が日常会話で控えめな言動をしています。例えば、外の気温が-20度の時でもイギリス人は‟今日は少し肌寒いですね”と言うことも珍しくありません(笑)

イギリスには他にもいくつか変わった習慣がありますが、イギリスで何年も生活した後にその習慣を理解し、自然とそれが身についていきます。各国々の似ている部分と異なる部分を見ることは非常に面白いことでもありますね。