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イギリスの幽霊現象

なぜ多くのイギリス人は幽霊を信じるのでしょう?

最近行われた “YouGov”の調査では、イギリス人の3人に1人が‟幽霊”を信じていると回答したようです。なぜこのようなデータが出たのか、またどんな人が幽霊を信じているのでしょう?では見ていきましょう。

調査

“YouGov”では「以下のものはそれぞれ存在すると思いますか?」というアンケートを行ったところ、次のような結果が出ています。

存在する 存在しない 分からない
幽霊 34% 55% 11%
吸血鬼 4% 89% 7%
超常現象 29% 55% 15%

ご覧のように多くのイギリス人は吸血鬼を信じていませんが、幽霊や他の超常現象を信じている人が多くいることが分かります。

では、どのような人が幽霊を信じているのでしょう?

データを見てみるとおもしろいことに、幽霊を信じている若年者(18~24歳)の中で、たった25%の人が‟幽霊は存在する”と回答しています。それに比べ、25歳以上の年齢層は比較的幽霊を信じている人が多いようです。例えば25~39歳の中では37%が存在すると回答し、また全体の39%は女性、男性は29%という結果が出ています。

その他興味深いデータ

以下のアンケートでは、もっと興味深い結果が出ています。

「死後の人生はあると思いますか?」

ある  35%
ない  39%
わからない  27%

「超常現象(例えば魂のようなもの)によって建物がとりつかれると思いますか?」

はい 39%
いいえ  42%
わからない  20%

「霊体験をしたことがありますか?」

ある(1回以上)  14%
1度だけある  14%
1度もない  61%
分からない  11%

「死者とコミュニケーションをとったことがありますか?」

ある(1回以上)  5%
1度だけある  4%
1度もない  86%
分からない  5%

イギリス人の3人に1人が幽霊の存在を信じていると述べましたが、死後の人生を信じる人、また幽霊屋敷は存在するという人も同じくらいいることが分かります。しかしそれに比べて霊体験をしたことがあるという人は少ないですが、死者と通信をしたことがあるいう人はさらに少ないことが分かります。

ではなぜ多くのイギリス人は幽霊の存在を信じるのでしょう?

このEIKOKUGOの記事をよく読んでいる方は、既にその答えを知っているかもしれません。まず主な理由に、イギリスは古代から神秘的文化を持っており、最も著しいのはケルト人です。ハロウィンの由来について別の記事で述べたように、ケルト人は来世と超常現象の中で非常に強い信念を持っていました。イギリスに来たローマ人やその後のアングロサクソン人も、自身の信念に加えてこれらの信念を採り入れたのです。

キリスト教は今から1000年以上前にイギリスの主要な宗教となりました。しかしキリスト教の教義は、幽霊の存在を反対することなく、人の魂は死後に天国か地獄に行くのだと教えていました。しかし多くの人々は、天国や地獄に行くことのできなかった魂たちは地球上に残り、幽霊になるのだと信じていたのです。

前述したように、少なくとも28%のイギリス人が1度は霊体験をしたことがあると回答しています。おそらくこれが、多くの人が幽霊を信じる主な理由だと言えるでしょう。

イギリスに存在する幽霊

人は幽霊を見た時様々な体験をしますが、通常は共通の要素があります。幽霊を見たと主張する多くの人は、それが夜の古い建物や墓地のような場所であり、悪寒を感じることがよくあるそうです。

イギリスの幽霊は、特にハロウィンの時期になると死後の世界と生前が最も近くなり幽霊が出現すると言われていますが、基本的には年中いつでも現れます。またほとんどの人が、幽霊は歩いたり人と似たような行動をとっていると言います。またほとんどの霊には悪意があり、物を動かしたりドアを開けたり、悲鳴を上げることがあると言われています。いくつかのホテルでは、この建物はとても古く幽霊が出るということを事前にお知らせをします。これはお客様を遠ざけてしまうこともありますが、幽霊に興味のある人を引き付けるオプションにもなるでしょう。

イギリス人の幽霊への強い興味はこの先も続いていくでしょう。

 

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