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イギリスの北部諸島の紹介「Orkney & Shetland」

オークニー諸島とシェトランド諸島

スコットランド北部沖には、The Orkneys (オークニー諸島)とThe Shetland Islands (シェトランド諸島)と呼ばれる2つの群島があり、英語でNorthern Isles (北部諸島)と言います(左の国旗はオークニー、右はシェトランドの国旗です)。ここでは、この2つのイギリスの群島に関する面白い情報をいくつか紹介していきたいと思います。

まず、オークニーとシェトランドはスコットランド、そしてUKの一部になります。イギリス人はこれらの群島の名前は知っていますが、ほとんどの人がそれ以上の知識がありません。

シェトランド諸島の景色

オークニーは、スコットランドの北海岸から北へ16㎞離れた場所に位置します。オークニーは70の島で構成され、そのうち20の島には居住者がいます。シェトランドはオークニーから北へ80㎞離れた場所に位置します。シェトランドは100の島で構成され、そのうち15の島に居住者がいます。
オークニーの人口は22,100人、シェトランドの人口は23,120人です。

北部諸島の歴史

ヨーロッパの考古学者によって発見された最も古い人間の居住地のいくつかはシェトランドとオークニーにあります。オークニーにある”Knap of Hower”は、紀元前3700年の石造りの家です。

鉄器時代、オークニーはピクト王国の一部でした。シェトランドもピクト王国の1つであったという可能性が高いですが、その考古学的な証拠は乏しいと言われています。ピクト人は鉄器時代の北スコットランドの先住民であり、彼らはケルト人によく似ていましたが同じ人種ではありませんでした。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/15/Knap_of_Howar_20110530_house_2_from_north.jpg

オークニーの”Knap of Hower”

鉄器時代の終わり頃、ローマ人はオークニーとシェトランドと貿易をしましたが、決して征服しようとはしませんでした。

9世紀、バイキングはノルウェーからシェトランドとオークニーを侵略し、植民地化しました。 875年にはノルウェーの王が、オークニーとシェトランドを併合しました。オークニーとシェトランドの文化の多くがこの時代のバイキングに由来しています。

最終的には1471年に、オークニーとシェトランドはスコットランドの一部となり、1707年後半には北部諸島はイギリスの一部となりました。第一次世界大戦中、イギリスで最も重要な海軍基地の一つがオークニーにあり、その基地は「Scapa Flow」と呼ばれていました。また第二次世界大戦中、北部諸島はイギリス海軍にとって重要な地域でした。この地域から来た人々の多くは腕利きの良い船乗りであり、歴史上で何度もイギリス海軍はこの地域から彼らのような船乗りを集めようと試みたのです。

北部諸島の文化

バイキングの歴史が理由となり、オークニーとシェトランドの文化はスコットランド本土とは大きく異なります。しかし北部諸島の古い北欧言語は絶滅し、最近では北部諸島のほとんどの人がスコットランド語を話しています。オークニーとシェトランドには豊富な民間伝承があり、その多くがノルウェーの民間伝承とよく似ています。

オークニーの人々は時々英語で「Orcadians」、シェトランドの人々は「Shetlanders」と呼ばれていますが、他のイギリス人は「Shetlander」という言葉のみをよく知っているようです。

シェトランドはニットウールの商品と、シェトランドポニーと呼ばれる小さな動物が有名です。オークニーにはいくつかの有名な観光地があり、そのうちの1つに第二次世界大戦中にイタリアの捕虜によって建設された小さなイタリアの教会があります。

気候

オークニーとシェトランドはUKの最北端に位置していますが、天気は驚くほど穏やかです。冬はスコットランドの本土の方がオークニーやシェトランドに比べてはるかに寒いです。7月頃のオークニーの平均最高気温は15.9℃、シェトランドは14.2℃です。冬の最も寒い時期は2月頃で、平均最低気温はオークニーでは1.9℃、シェトランドでは1.4℃です。

 

Image Credit: Knap of Howar by Otter [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], from Wikimedia Commons

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