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イギリス料理はそんなにまずい?~Part 1~ Is British Food Really Bad? Part 1

イギリス料理はそんなにまずい? Part 1

日本人の多くがイギリス料理について強いイメージを持っているでしょう。イギリスの食べ物はあまり良くない、まずいと思っている人がたくさんいます。本当にこの意見は正しいのでしょうか?まずいという声がどこから来ているのか見てみましょう!

まずいというイメージはどこから?

イギリスの食べ物があまり良くない、まずいと伝えられるようになったのは、おそらく第二次世界大戦時のアメリカ兵士達の意見からであると言われています。

イギリスは1939年の第二世界大戦から戦っていました。この間、イギリス政府によって配給制度が導入されました。食糧は豊富ではなく、イギリスは島国であるため、人口を養うのに十分な食糧を生産することができませんでした。

多くの食糧は船でイギリスに輸入されましたが、ドイツは食糧輸送を沈没させることによってイギリスの人々が餓死することを望んでいました。

ドイツの目的は、イギリスの大都市の爆撃に加えて、イギリスに降伏を強いることだったのです。

1940年から、大西洋の戦いが大西洋の海で始まり、この時ドイツの潜水艦は食糧を運ぶイギリスの貨物船を沈没させました。このドイツ海軍による計画はほぼ成功し、イギリス政府の一部は、「我が国は降伏しなければならない」と考えていました。この時イギリスは食糧を失い、もしこれ以上この状態が続いたら戦うことができなくなっていたでしょう。

ドイツ海軍によってイギリスの多くの貨物船が沈没させられました

最終的に1942~1943年までに、大西洋の戦いでイギリスが少しずつ勝ち続けていました。

ドイツはイギリスに到着する間、すべてのイギリスの護送船(護衛されて航行する輸送船や商船の集団のこと)を止めることに失敗しましたが、配給制度は戦争中もその後も実施されていました。

ベーコン、バター、砂糖、卵、牛乳、チーズ、その他多くの食糧が配給されました。このため、ほとんどのイギリスの家庭では、簡単な食べ物で非常に細やかな食事をとらなければならなくなり、調理スタイルもとてもシンプルになりました。

ドイツの潜水艦(ユーボート)

1943年にヨーロッパでアメリカが戦争に加わった後(この時イギリスとアメリカは味方)、戦争の準備をするために多くのアメリカ兵がイギリスに到着しました。イギリスで生活をしている間、多くのアメリカ人は食べ物が魅力的ではなく、風味がなく、良くないと感じたのです。なぜならアメリカでは、食べ物が簡単に入手でき、美味しい食材が不足していませんでした。アメリカ人の多くは、自国で食糧不足の経験がなかったのです。

戦争が終わった時、アメリカ軍の兵士たちは帰国し、イギリスの食べ物がまずいというイメージも持って帰りました。これはイギリスを訪れたことのない人や、イギリスの本物の食べ物を試したことのない人が多くいる日本など、他の国々にも浸透してしまったのです。

イギリスの食事は良くなったのか?

良くなりましたが、戦争の後も配給制度は長い間続けられました。第二次世界大戦は1945年に終戦しましたが、実際のところ、配給は1954年まで続きました。戦争を経験した人々の多くは、戦争中の簡単な食事に慣れていたため、戦争後もこのような食事を摂ることを楽しんでいたのです。

しかし、ゆっくりと確実に食べ物が増え、家庭料理が改善されていきました。たくさんの新しく、美味しいレシピが作成され、多くの人々が高品質な食材でもう一度調理することができるようになりました。配給が原因で、数年前にはできなかった食事をすることができるようになったのです。
さて、現在のイギリスの食べ物はどうでしょう?

そして、イギリス人は自国の食べ物が一番おいしいと思っているのでしょうか?どんなイギリス料理を試してみるべきですか?

パート2ではこれらのポイントを見ていきましょう!

 

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