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クイーンズ・イングリッシュ

クイーンズ・イングリッシュの説明

多くの人々は‟クイーンズ・イングリッシュ”を世界最高レベルの英語であると考えています。今日はこの英語について見ていきましょう。

クイーンズ・イングリッシュ

イギリス人を含む多くの人々が”Queen’s English”というように表現していますが、正しくは‟the Queen’s English”で、‟the King’s English”とも呼ばれることもあります。現在の君主は女王エリザベスであるため‟the Queen’s English”と言われています。

多くの人が、容認発音(RP/Received Pronunciation )とクイーンズ・イングリッシュは同じであると誤解していますが、実際は違います。容認発音はアクセントであり、発音にのみ関係しますが一方のクイーンズ・イングリッシュは、文法・単語・そして上品な話し方のことを言います。

原点

クイーンズ/キング・イングリッシュの原点は今から数百年前に遡ります。 17世紀では多くの人が王の話し方を真似たいと、当時のイギリスではこの話し方が流行となっていました。そして人々は王と同じ単語や文法を使用するようになりました。これを話すのにアクセントは特に重要ではなかったので、様々なアクセントを持つ人々が‟the King’s English”を話すことができたのです。

最終的に”the King’s English” は正式な標準英語として使われるようになりました。この英語は、正しい文法、言葉、そして表現の使い方を特徴としています。

エリザベス女王は”the Queen’s English”を使いますか?

もちろん使います。しかしエリザベス女王はthe Queen’s Englishだけを話すわけではありません。そして彼女の発音は非常に独特です。これはロイヤルファミリーであったゲルマン民族の祖先が要因となっています。ロイヤルファミリーの中でも特にエリザベス女王は、イギリスの人々の発音とは若干異なる発音を持っています。ロイヤルファミリーの話し方は一般的なイギリス国民の英語と区別されます。次の動画はエリザベス女王のスピーチです。彼女の話し方に注意して聞いてみてください。

映画やテレビドラマでエリザベス女王の役を演じる女優達は、厳しい方言(なまり)の訓練を受けなければなりません。これとは対照的に、ウィリアム王子やハリー王子のような若い世代の王室の人々は、一般的なイギリス人の話し方にやや似ていますが、ロイヤルファミリー寄りの話し方にあたるでしょう。

イギリス国民全員がクイーンズ・イングリッシュを話しますか?

答えは「NO」です。イギリスには様々な異なるアクセントや方言があり、クイーンズ・イングリッシュを話す人は少ないです。大半のニュースキャスターはまだクイーンズ・イングリッシュを使っていますが、容認発音(RP)のアクセントは今では必要ありません。

通常、容認発音のアクセントがある人がクイーンズ・イングリッシュを話しており、それぞれが良い教育の表れです。ですが前にも述べたように、”the Queen’s English”を話したいのであれば容認発音のアクセントは必要ないのです。

もし上品で上層階級が使う英語の発音で話したければ、容認発音またはHeightened Received Pronunciationが必要となります。また、正しい英語を正確に話したいだけであれば、‟the Queen’s English”は十分です。

“The Queen’s English”を話すには?

クイーンズ・イングリッシュは皆さんが思うほど難しくはありません。クイーンズ・イングリッシュを話したいのであれば、話すうえで簡単な「するべきこと・しない方がいいこと」がそれぞれあります。

まず、フィラーワード(つなぎ言葉)は使わない方がよいでしょう。英語で多くのネイティブが 「Erm~、Y’know~、Right~」のような言葉で文章をつなぐことがあります。アメリカでは‟Valleyspeak”(主に女性が話します)として知られているカリフォルニアなまりは、‟Like”という言葉を頻繁に使うことでよく知られています。

例:「It’s, like, you know, like, really expensive」

これらの言葉をあまり使いすぎると発言の質が低下してしまいます。

次に、スラング語や曖昧な言葉を使わないように注意する必要があります。多くの単語を幅広く使うように心がけてみてください。そしてあなたの発言を簡単に理解してもらえるよう、単語の正しい発音を知っておくことが重要です。

最後に、話す時は過度な表現をしない方がよいでしょう。ネイティブの中にはよく表情や体を使って、大きく身振り手振り感情を表現する人がいます。クイーンズ・イングリッシュを話す時には過度に表現するのではなく、シンプルに言葉を口で伝えるべきです。また、話している時は口をあまり開けて話しません。

エリザベス女王は自分自身のことを言う際に、「I」の代わりに「One」という言葉を使っています。これは英語で”Royal One”として知られており、‟一人称代名詞”と言います。多くの人がクイーンズ・イングリッシュを話す際はこれを使わなければいけないと思っているようですが、その必要はありません。

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