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イギリスの正月

イギリス人の年末年始の過ごし方は?

1年の終わりである大晦日、イギリス人は何をして過ごすのでしょうか?今日は毎年この時期に行われるイギリスでの習慣について見ていきましょう。

大晦日

12月31日は祝日ではありませんが、多くの人は仕事をしません。イギリスの企業も毎年この時期は1〜2週間の長期休暇をとるのが一般的であり、この休暇は‟クリスマス休暇”として知られています。ほとんどの店と一部の企業は営業してますが、通常より早く閉店・閉業することがあります。
大晦日は家族と一緒に過ごすクリスマスとは異なり、大体の人が友人と過ごします。また、外に飲みに行くのがイギリスでは非常に一般的であり、カウントダウンをするために友人とパブに行って楽しむ人が多いです。

午前0時

日付が変わり1月1日の午前0時になると、イギリスの多くの町や都市では花火が上がります。中でも最も大きいのはロンドンで打ち上げられる花火です。ロンドンでは多くの人が花火を見るためにテムズ川の堤防に集まります。ビッグベンは午前0時に12回のチャイムが鳴り、同時に花火が打ち上げられます。

また、イギリス人にとってこの日に‟Auld Lang Syne”を歌うのが一般的で、これは日本でも「蛍の光」としてよく知られている歌です。イギリスでは新年を祝うために大晦日の夜にだけ歌われるため、日本では毎日店が閉店する時にこの音楽が流れているのを聞いて非常にびっくりしました。イギリス人がこの歌を耳にした時は、12月31日であることを意味するのです。

‟Auld Lang Syne”はスコットランドからきた昔の民謡で、1788年にロバート・バーンズがこの原曲の歌詞を変えて歌にしたものです。この歌詞は多くの人々にとって深い意味があります。歌のタイトルである‟Auld Lang Syne”は現代英語で “Times long past” を意味します。この歌には‟私たちの幸せな思い出、そして家族や友人達を忘れずに”という意味が込められています。

イギリスでの様々な祝い方

イギリスの様々な地域で、新年を祝う会が行われます。北イングランドには火祭り、ノーサンバーランド州には‟Tar Barl festival”という祭りがあります。45人の男性が火のついた樽を頭上で持ち上げるのですが、この樽はかなり重いです。そして彼らは街を行進して村の中心に集まり、大きな焚き火に火を灯します。ここではバンド演奏も行われ、毎年多くの人が集まります。

北イングランドの町、フランボローではまた別の火祭りが行われます。これは‟Farmborough Fire Festival”と呼ばれ、バイキング兵士の衣装を着た人々が大きなバイキング船を引き、歩きながら火の玉を振り回すというバイキングの祭です。そして戦闘を再現したパフォーマンスも行われます。

他のイギリスの町や村でも、新年のために行われる様々な伝統や習慣があります。

元旦

イギリスで1月1日は祝日にあたります。店や企業は休業であることを意味し、イギリスの1年間で最も静かな日でもあります。午前中外に出ても車はほとんど走っておらず、人もいません。多くのイギリス人は大晦日に大量のお酒を飲む習慣があるため、翌日の元旦は家で遅くまで寝ていることが多いのです(笑)。

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