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イギリスの新聞 

イギリスで最も人気のある新聞を見ていきましょう

イギリスには世界でも特に古い新聞出版社があります。今日は皆さんが買うことのできる最も人気のあるイギリス新聞のいくつかを見ていきましょう。

まずは日本のように色々な種類の新聞があることを知っておいてください。イギリスには主要な4つの新聞があり、”Broadsheet”、 “Berliner”、 “Tabloid” と “Compact”です。

ブロードシートが一番大きな新聞です。通常は縦に長く続くページで(約56㎝)、この新聞は非常に高品質であり、多くの人々は知的な新聞のイメージを持っています。また、上級~中級の読者に向けて販売されている新聞でもあります。

ベルリナーはブロードシートよりも小さく、通常サイズは約31.5㎝ x 47 cmです。タブロイドやコンパクト新聞よりわずかに大きく作られています。

タブロイドは他の新聞に比べて小さいです。通常、ブロードシートの半分のサイズです。タブロイドは、労働者階級や中流階級の読者に向けて販売されている新聞です。

コンパクトはタブロイドとほぼ同じサイズです。ブロードシートの小型版として販売されており、タブロイドよりも高品質であると言われています。

それではイギリスで最も人気のあるいくつかの新聞を見ていきましょう。

The Times

フォーマット:コンパクト

この新聞は、‟Times”という言葉を最初に使用した新聞でもあります。他の新聞‟The New York Times”や‟The Times of India”などは、このタイトルを借りています。1785年に最初に出版されて以降、2004年にコンパクトに切り替わるまでの数百年もの間、ブロードシートとして印刷されていました。またこの新聞は、”Times New Roman”というフォントの創始者でもあり、このフォントは仕上がりのクオリティが低くても読めるように開発されました。そしてフォントは2006年に‟Times Modern”に変わり、この新聞は政治的立場では穏健な右派・保守派に位置します。

The Guardian

フォーマット:ベルリナー

ガーディアンは1821年に出版され、1959年に名前が変更されるまでは元々、‟マンチェスター・ガーディアン”として知られていました。この新聞は、自由主義または左翼の政治的意見を持つ読者に非常に人気があります。そして2018年にはフォーマットをコンパクトへ変更する予定となっています。

The Daily Mail (The Mail)

フォーマット:タブロイド

‟デイリーメール”はイギリスで最も人気のある新聞の1つです。この新聞は1896年に出版され、保守的な政治的立場に位置します。この新聞は女性読者を獲得するために女性向けの記事を掲載し、大きく成功しています。そして読者の約55%を女性が占めています。

Financial Times

フォーマット:ブロードシート

ファイナンシャル・タイムズは1888年に出版されました。主な焦点はビジネスと経済のニュースであり、他の新聞とは異なります。この新聞は政治的立場はなく、自由な市場とグローバル化を支持していると述べています。ファイナンシャル・タイムズは2015年に日本経済新聞社によって買収されました。

The Daily Telegraph (The Telegraph)

フォーマット:ブロードシート

‟テレグラフ”は1855年に出版されて以来、品質に関して高い評価を受けています。この新聞は、政治的立場では穏健な右派・保守派に位置します。2016年、ブロードシートの中で最も出版部数の多い新聞はこのテレグラフです。

Daily Mirror (The Mirror)

フォーマット:タブロイド

この新聞は1903年に出版され、もともと中流階級の読者に向けて販売されていました。しかし1934年には労働者階級のための新聞に改称されました。この新聞は、労働党を支持する政治的立場に位置します。

The Sun

フォーマット:タブロイド

こちらは新しい新聞の1つで、1964年に出版され、保守的な政治的立場に位置します。この新聞は主に‟Page 3”で知られています。Page 3 には常にトップレスの女性モデルの写真が掲載されています。また、The Sunと言えば建設作業員(とび職)の人達が読むものとして知られていましたが、Page3の伝統は40年後の2016年に終了しました。

Daily Express (The Express)

フォーマット:タブロイド

この新聞は1900年に出版され、右翼の人民主義や保守的な政治的立場を難しくしています。イギリスでEUに対して最も強い反対の意見を持つ新聞の一つでもあります。

 

イギリスでは他の国と同様、新聞の売上高は年々減少しています。最も有名な新聞社の全てがオンラインでニュースを公開しています。例えばデイリーメールは‟メールオンライン”として知られていますが、オンライン版の新聞と従来の紙版とでは編集者が異なります。これはいくつかの記事が、オンラインと紙のバージョンでは異なるということを意味しています。

また混乱することの一つに、ほとんどの新聞に日曜日に出版される姉妹新聞があるということです。例えばTimesの姉妹新聞は‟The Times on Sunday”と呼ばれるもので、Timesとは全く異なる新聞なのです。また編集者も違うため、異なる政治的見解を持つことができます。
しかし多くのイギリス人はこの事を知りません。 2016年のイギリス独立国民投票では、Timesは‟在留”を支持し、Sunday Timesは‟離脱”を支持しました。多くのイギリス人はこれらは同じ新聞であると思っていたので、違う意見があることに困惑させられました。

 

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