EIKOKU GO

Everything British

EIKOKU GO

Everything British

イギリスのパブ文化

どんなお酒があるの?注文の仕方は?

以前、イギリスのパブの由来について書きました。(由来の記事はこちらをクリックしてください) 今回はイギリスのパブで売られているお酒の種類や、注文方法などについて見ていきましょう。

飲み物

イギリスのパブで人は色々なビールを注文します。最も人気のあるビールは、ラガービール、ビター(エール)、スタウトです。

通常、ラガーは黄金色または黄色で冷えています。現在イギリスで最も人気のあるラガーは、 Stella Artois(ベルギー)、 Kronenbourg 1664(フランス)、 Becks(ドイツ)、 Peroni(イタリア)などです。イギリス人にとって色んな国のラガーが飲めることはとても嬉しいことなのです。

伝統的なイギリスのビール‟ビター”(エール)は色が濃く、飲んだ後に口の中に苦みが残ります。ビターはラガーほど冷えていません。時々常温で飲むこともあります。イギリスのパブでよく見る一般的なビターは、BoddingtonsTetley’sJohn Smithで、これらはすべてイギリスのビールです。

スタウトはいつでも飲むことができ、中でもパブで最も売り上げが多いのはGuinness(アイルランド)です。また他の人気のあるスタウトはMurphy’s(アイルランド)です。

この他にも色々な種類のお酒があります。赤・白ワインはいつでも飲むことができ、サイダーと呼ばれるお酒は夏にとても人気のある飲み物です。もちろんスコッチウイスキーもあります。

お酒が飲めない人は、ソフトドリンクなどノンアルコールもあるので安心してください。

飲み物のサイズ

パブでの一般的なサイズは‟Pint(パイント)”です。ラガー、ビター、スタウトはすべてPintで売られています。

面白いことに、イギリスのパイントはアメリカのパイントとサイズが異なります。イギリスは568mlに対し、アメリカは473mlです。Half-pint (284ml)は、full pintでは多いという人にお勧めのサイズです。

※イギリスのPintはビールの泡がほとんどありません。泡が多すぎる場合、バーのスタッフに泡を減らしてもらうことができます。通常は指2本分の幅より厚みがある場合は多すぎるのです。何人かのイギリス人はできるだけ泡の少ないビールを好みます。

おつまみ

多くのパブは食事も提供していますが、全てのパブとは限りません。ただし、全てのパブでお酒をのみながらおつまみを楽しむことができます。最も一般的なパブスナックと呼ばれるおつまみは、クリスプス(ポテトチップス)です。クリスプスにはたくさんの種類があり、最も一般的なものはソルト味、ソルト&ビネガー、チーズ&オニオンです。また、ポークスクラッチング(豚の皮を揚げたもの)も人気のパブスナックの一つです。他の軽食も用意されていることもありますが、一度バーカウンターで聞いてみるといいでしょう。

グループで飲む

イギリスでは、一緒に飲んでいる人達のお酒を買うのが普通です。誰かが飲み物を購入する度に、これを‟ラウンド”と呼びます。例えば2人の友人と飲んでいる場合、自身を入れて3人分の飲み物を1人が買い、3人全員が飲み終わったら、他の2人も同様に3人分の飲み物を買います。

この文化は今でも一般的であり、人々は「次のラウンドは誰?」または 「次は私の番だよ」と言います。少人数グループの場合、このラウンドシステムはスムーズに回りますが、例えば8人のグループの場合、8人分の飲み物を買わなければいけない為、値段が高額になってしまいます。これを防ぐために、3、4人程の少人数に分けてラウンドを回すこともあります。

注文の仕方

パブでビールを注文する時、日本のように‟Beer, please”と簡単には言えません。もう少し具体的に説明する必要があります。パブでの注文の仕方は次のようになります。

“A pint/half pint of (beer name), please.”
(e.g. A pint of Guiness, please.)
「○○(ビールの名前)のPint(またはHalf Pint)をください」

“A large/small (red/white) wine, please.”
「赤/白のグラス大/小ワインをください」

“A pint of coke with no ice, please.”
「氷なしのコーラをPintでお願いします」

そして飲み終わったら、グラスをバーカウンターまで持って行くのが正しいマナーです。

大事なマナー

通常パブでは、バーカウンターで飲み物や食べ物を注文する必要があります。注文の際は毎回カウンターで支払います。このような場合、チップを支払う必要はありません。また注文を待っている時、お金を手で持ってスタッフまで見せつけるような仕草はマナーとしては良くありません。混み合っていて忙しい場合もあるので、スタッフと目が合うまではぐっと我慢してください(笑)

またイギリスでは、パブを含む公共の館内では全席禁煙のため、喫煙する場合は指定された喫煙場所に行く必要があります。

通常パブでは好きな席に座ることができます。また、中には話しかけてくる人もいます。知らない人同士で会話をすることは人々にとって今でも一般的な文化で、特に田舎の小さなパブでよく見かける光景です。

田舎のパブでは、お客さんやオーナーが犬を連れてきているのをよく見かけますが、これは珍しいことではないのです。

閉店時間

ほとんどのパブは平日の午後11時30分頃、金曜と土曜はもう少し遅い時間に店を閉めます。スタッフは閉店時間の10分前になると、鐘を鳴らしたりお客さんまでラストオーダーを呼びかけます。

お酒が飲める人も飲めない人も、イギリスに行ったら是非一度はパブに足を運んでみてください。日本にはないパブの雰囲気や、ビールが好きな人は色々な種類のビールがあるので楽しめると思います!

 

最新人気記事TOP5