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イギリスとアメリカと日本のクリスマスの違い

イギリスのクリスマスの習慣とは?

日本ではたくさんの人がクリスマスを楽しんでいます。日本のクリスマスはアメリカのクリスマスの影響を大きく受けています。皆さんはアメリカとイギリスのクリスマスにいくつか違いがあることをご存知ですか?今日は、アメリカとイギリスのクリスマスの大きな違いについて話したいと思います。また、日本のクリスマスの違いについても少し書きたいと思います。

ボクシングデー

誰もがクリスマスイブとクリスマスを知っていますが(12月24日、25日)、イギリスではこの2日間に加えて12月26日の”ボクシングデー”と言われる日も祝うのが習慣です。

これは18世紀頃から始まり、この”ボクシングデー”という名前の由来については誰も知りません。ある歴史家によると、裕福な人が貧しい人々に贈り物を寄付する特別な日であると言われています。この日は祝日なのでクリスマスを入れて2連休ということになります。またボクシングデーはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカでありますが、アメリカには存在しません。

またこの日に行う特別な習慣はないので、ほとんどの人が家で過ごします。しかし近年では、ボクシングデーは1月から始まるセールのスタート日として知られています。たくさんの人がこの日にセール品目当てに街へ行き、買い物をします。そして大半の企業がこの期間で大きな利益を得ています。

女王のスピーチ

イギリスでは、エリザベス女王がクリスマスのスピーチを行います。このスピーチは毎年TVで放映されるため、多くの国民がこれを楽しみにいます。このスピーチは”ロイヤルクリスマスメッセージ”として知られており、イギリスの連邦諸国でも放映されます。エリザベス女王は毎年、自分の言葉で約7〜10分間のスピーチを行います。

“ハッピークリスマス”

アメリカでは多くの人がクリスマスシーズンの挨拶代わりとして、‟さようなら”を言う際に‟メリークリスマス”という表現を使っています。またイギリスでは多くの人々が‟ハッピークリスマス”と言います。この2つのフレーズの意味は同じですが、エリザベス女王がクリスマススピーチをする際は‟ハッピークリスマス”とよく言っています。

サンタクロース/ファザークリスマス

別の記事(こちらをクリックしてください)でも紹介しましたが、イギリスの人々はサンタのことを‟Father Christmas”と呼んでいます。アメリカ人は通常‟サンタ”と言い、クリスマスイブに暖炉の近くにサンタのためにミルクとクッキーを用意しておくのがアメリカの習慣です。一方のイギリスでは、ファザークリスマスのためにミンスパイとブランデーのグラスを用意しておくのが習慣です。

デコレーション

ヨーロッパの多くの国が12日間の間クリスマスを祝福します。これは伝統的なクリスマスのカレンダーであり、ある国では12月25日~1月5日までの12日間となります。また別の国ではクリスマス期間は12月26日からの12日間とされており、この場合は1月6日が最終日となります。このカレンダーはクリスマスデコレーションを外す時期にも関係しているのです。

日本ではハロウィーンの次の日には、多くの店でクリスマスデコレーションが施されています。また多くのヨーロッパの国々では、11月中旬か12月の初め頃にクリスマスデコレーションをしますが、近年では11月中旬に多くの店舗が装飾を開始しています。

イギリスや他のヨーロッパ諸国では​​伝統的な習慣として、‟Twelve Days of Christmas”が終わるまではデコレーションは外しません。なので1月7日頃まで装飾されていることを意味します。あまりにも早く取ってしまうと運が悪くなると言われているからです。しかし今ではこの言い伝えを気にしていない人もいます。

クリスマスディナー

日本ではクリスマスにケンタッキーやクリスマスケーキを食べる人がたくさんいますが、イギリスの人々は大体クリスマスディナーを楽しみます。クリスマスディナーは12月25日の午後に食べられ、伝統的なメニューには、七面鳥、ローストポテトヨークシャプディング、芽キャベツ、ベーコンで包んだ小さなソーセージ(英語では”Pigs in a Blanket”と言われています)、様々な野菜にグレービーソースをを添えたものなどがあります。そしてクランベリーソースとブレッドソースも人気があります。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/84/Pudding_inferno_%2811554673844%29.jpg

デザートには、多くのイギリス人が‟クリスマスプディング”を食べます。クリスマスプディングとは、ドライフルーツとシナモンやジンジャーなどのスパイスをミックスして作られたずっしりとしたケーキで、具材を5時間程蒸し、ブランデーに浸して作られています。そしてこのケーキは数ヶ月間持つので、再度同じ工程を繰り返して温め、またさらにブランデーをかけて直接火をつけます。夕食の際にテーブルの上で火に包まれたケーキを見るのはとてもおもしろいでしょう。ブランデーは可燃性があるため素早く燃えます。火はすぐに消えるのでそれから温かいうちに食べられます。

 

Image Credit: Pudding inferno by James Petts from London, England (Pudding inferno) [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

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