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なぜ日本はイギリスや英国と呼ぶのか?

イギリスと英国どちらがよく使われているのでしょうか?


日本だけが「イギリス」という呼び方をし、時々「英国」と言うこともあります。実際にどちらの方がよく使われる呼び方で、それぞれの名前には何か意味があるのでしょうか?今日はこの呼び方について見ていきましょう。

歴史

イギリス人が日本に初めて来たのは1600年のことです。彼の名は‟William Adamsと言い、日本語の名前では‟三浦按針”と名付けられました(イングランド人)。彼は日本に初めて来たヨーロッパ人ではなく、彼が来る前の長い間ポルトガル人が日本に住んでいました。

この時点で‟UK”はまだ存在しておらず、国としては成り立っていませんでした。イングランドとウェールズのみが統一されており、ほとんどの人がイングランドとウェールズのことを‟イングランド”と呼んでいました。

1600年以前にポルトガル人が日本人にイングランドのことを伝えたのか、ウィリアム・アダムスの到着後にポルトガル人が日本人に伝えたのかは知られていません。いずれにしても、ポルトガルとイングランドが戦争中であったため、ポルトガル人が日本までイングランドが敵であることを知らせたかったのではないかと言われています。

イギリスの語源は、ポルトガル語であるInglaterra/イングラテラ(英語ではEngland)とInglês/イングレーズ(英語ではEnglish)から影響を受けたと言われています。しかし、ウィリアム・アダムスが徳川家康にイングランドという呼び名を直接伝えたという説もあります。ウィリアム・アダムスはこれについて妻へ手紙を綴っています。最終的に彼は日本語を話すことを学び、家康ととても親しい友人になりました。そしてウィリアムは家康から外交顧問として雇われ、非常に信頼を得ていました。

ウィリアム・アダムスが徳川家康と初めて出会った時

昔、日本で‟エゲレス”と呼ばれていましたが後に‟イギリス”という言葉に変わりました。 また、‟英国”という漢字での名前もありました。

数年後、イングランドとスコットランドが合併して「UK」という国ができます。しかし、その後も日本では‟イギリス”と‟英国”という呼び方を使っていました。

イギリス vs 英国

個人的に、最近の日本人がどちらの呼び方をしているのか気になっていたので以前、Twitterでアンケートをしました。

‟イギリス or 英国”どちらを使いますか?
83% イギリス
17% 英国

話す時には「イギリス」と呼び、書く時には「英国」と使う人もいるようです。

日本人にとってイギリスのイメージとは?

現代の日本語ではUKの各国は全てカタカナ表記ができます(イングランド、ウェールズなど)。

しかし、日本語の‟イギリス”や‟英国”という呼び方の定義は少し複雑です。

イギリス衛星写真

イギリスはイングランドとウェールズのこと?または、スコットランドも含むのか?(GB) それともイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド(UK)全てのことを言うのか?

もう一度、私はTwitterでアンケートをすると次のような結果が出ました。

‟イギリス”と聞く時、どのイメージが一番に思い浮かびますか?
21% イギリスと言えばイングランド
60% イギリスと言えばUK(ユナイテッド・キングダム)
19% イギリスと言えばGB(グレート・ブリテン島)

日本人のほとんどが、‟イギリス”という言葉は‟UK”に結び付くと感じているようです。

イギリス人と話す際にはどの呼び方をした方がいい?

正直に言うと、日本語を学んでいるイギリス人のほとんどがUKを日本語で‟イギリス”と呼んでます。なので、‟イギリス”という呼び方で特に問題はありません。しかし、スコットランド人には‟スコットランド”と言った方がいいかもしれません。これは英語で言う場合にも、多くのスコットランド人が”British”ではなく”Scottish” と呼ばれることを好むからです。

 

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